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Release : 2010.10.13
CD : EHCD-0011
¥2,500 (TAX IN)
発売元:ENOUG-HO RECORDS
販売元:Knowledge Alliance










着うたⓇ着うたフルⓇ配信中









01. 僕は変わった
02. Hello,Goodbye
03. 花の気持ち
04. 僕が蒔いた種
05. くすんだ壁
06. -recollect-
07. 風船
08. 富士山
09. I'm still me,and You're still you.
10. keep smile
11. このままではダメになる
12. 恋の毒
13. 終わって始まる
14. 食べて生きる

Produced by 伊藤サチコ & 近澤克也

メロディーメーカーとして、シンガーとして多方面から非常に高い評価を受けている伊藤サチコが、その才能を遺憾なく発揮した約5年振りのオリジナルアルバム『感情と水』。
固体、液体、気体とその状況によって変化する水のように、日常のささいな出来事によって常に変化する私たちの感情を、伊藤サチコのセンシティブな視点と、これ以上ないほど必然性をもった歌声、メロディー、歌詞、サウンドによって、時に優しく、時にエモーショナルに綴られる全14曲。全国で精力的にライブ活動を続ける中で、とりわけ人気の高い楽曲、「僕は変わった」、「花の気持ち」、「くすんだ壁」、「食べて生きる」等多数収録!!

<参加ミュージシャン>
なかじまはじめ(スマートソウルコネクション) : Drums, Percussions
近澤克也 : Bass, Programming
川戸敏生(スマートソウルコネクション): Bass
榎本聖貴(aiterasu、ex.LOST IN TIME) : Guiter
木村秀穂(スマートソウルコネクション): Guiter
sugarbeans : Organ
細野あきこ : A.Sax
拝郷メイコ : chorus
あずままどか : chorus
柳田久美子 : chorus

アルバム『感情と水』を愛聴していただいているリスナーの方に、
レビュー(100字以上600字以内)をお願いしております。
頂いたレビューは伊藤サチコHP等で公開させていただきます。

下記の注意事項をお読みの上、皆様奮ってご参加ください。

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さっちゃん〜♪ by サンジさん(自由人)

伊藤サチコに理屈なんていらない。聴くほどに心を奪われてしまう位
の強い伊藤サチコの想いを感じます。一曲に対する気持ちの込めかた
はハンパない。是非とも沢山の人達に聴いてほしいと思います。
これからも頑張ってくださいな。 (o´ェ`o)ゞエヘヘ〜



初めましてです by チョコクッキーさん(専門職)

昨年の末、別のアーティストファン仲間で、サチコさんファンの友達に紹介されて『感情と水』を手に入れました。
ネットで聴いた「富士山」がステキで・・・
その彼に教えてもらった歌詞もステキで・・・

それにしても、個性的な“歌詞”と、かわいい“歌声”とのギャップにはまってしまいそうで・・・(笑)

私にとっては“娘”(失礼!)のような年代のサチコさん(笑)
遠くからですが、頑張っておられるサチコさんを、秘かに応援させて頂きます。
いつか、ライブを拝見させて頂きたいものです。

それまではCDを聴いて楽しみます。
最後になりましたが、特に「富士山」「僕は変わった」「食べて生きる」・・・好きですねえ(笑)

まだまだ冬真っ最中です。
風邪などひかれませんように、お体大切に、音楽を楽しんで下さい。


生きていく勉強 by セリオンタワーさん(教員)

 あれは高校3年生の時だった。同い年の女の子がなんとか大賞とやらを頂いて、地元番組の中でインタビューを受けていた。「大人になるってことは…」共感できる歌詞と、ごくごく普通な田舎の女の子だなって印象が残った。

 次に伊藤サチコを目にしたのは、東京で暮らしていた大学生の時だ。渋谷のど真ん中にあるレコード屋で彼女の作品を手に取った。「この世の中の感想文 結論だけ出てこないんだ…」自分と同じように東京に上京し、成長し、もがき、自分の歩むべき道を探してるのだろうかと思いを馳せた。「この雪は桜のように暖かい…」彼女の音楽を通し、故郷を思い返しては、何度となく折れそうな心を奮い立たせていたのを思い出す。

 「僕は何を守る?僕は何を生きる?」私は自分の場所を探して、また違う土地へと向かった。周りの変化についていかなくてはと焦る自分と、自分の答えは正しいのかと言う自問自答。いつの間にか田舎に降る暖かな雪など忘れてしまっていた。

 「僕は変わった…」そして今年は節目の年を迎える。絶えず水は流れていて、そこには淀みがあったり、急に激しく濁流になったり、私達の心を映し出すかのように変化し続けている。大人になったから変わったのか、何かが変わって大人になったのか。答えは未だ分からないのだけれど。

「これが生きていく勉強」

と、このアルバムで彼女はまた私に伝えてくれた。


そのままの感情 by 秋さん(学生)

伊藤サチコさんは前々から興味のあるアーティストだったのですが、今回初めてアルバムを聴きました。

甘い歌声の人なんだな、というのと、歌詞がすっと耳に入ってくるな、ということが第一印象でした。可愛い歌声の割には甘くないことを歌っているところが魅力的なのかなとも思いました。

コロコロと変わっていく感情のそれぞれを、そのまま曲の中で表現するということ。一見簡単そうですが、実はどこか取り繕っていたり、綺麗ごとだけだったり、どこか嘘をついたり、ありのままの感情と言うのは本当はなかなか出てこないのではないかと思うのです。彼女はそれをきちんと知っています。

また、感情は喜怒哀楽なんて四文字だけでは表現できない、もっと複雑で繊細なものだと彼女は受け止めて、真摯に向き合っているのが分かります。

彼女の真摯さはもちろん歌詞だけではなくて、彼女にしか作れないような耳に残るメロディーに、丁寧なバンドサウンドのアレンジに、とアルバムの中全体に溢れていて、聴いていてとても心地よいです。

また1人、今後の活動が楽しみなアーティストに出逢えました。


ひたむきに生きていく by ひろおさん(会社員)

何度も何度もアルバムを聴きました。
最初の感想は「なんだかふわふわしている感じ」というただそれだけでした。
それでも1曲1曲は好きなので聴き続けました。
前作の「三日月の夜」や「truthful」はすんなり耳に入ってきて心地よく伊藤サチコが用意してくれた空間に身をゆだねるだけでよい。
そんな作品とは程遠いような、正直そんな感想でした。
このアルバムの全体を通して言えること。
それは「不安定」ということではないでしょうか?

ある時「感情と水」というタイトルを思い出し、このアルバムがやっと理解することができたように思います。
このアルバムは感情や水そのままに不安定なのです。
詩も曲も少しバランスを崩したら壊れてしまいそうな気がします。

しかし、不安定だけど最後は自分の力で必ず立ち上がってくる。
そんな力強さを持った楽曲たちがこのアルバムの中には納められています。
「どんな状況でもただひたむきに生きていこう」というエールがこのアルバムから僕の耳に聞こえてきます。

音楽のパワーを by Mさん(主婦)

伊藤サチコから生まれてくる音楽は、生かされているのではなく、
生きている。

人間そのもの。

伊藤サチコから生まれてくる音楽を聞いて約7年、
今の自分にはなくてはならないものになっている。
幾度となく助けられた。
これでいい、これでいいんだと背中をたたいてくれる。

そんな、彼女の音楽の 今 が詰まったアルバムだと思う。

私は 花の気持ち がすきだ。

そして、アルバムの感想と同時にライブもとてもオススメです。

彼女が作り出す音楽の空気感はライブにこないとわからない。

小さなカラダから出る、音楽の大きなパワーを体現してほしい。


考えたコト by YONEさん(会社員)

『口で言うのは簡単だからどんどん心がやせてくるよ』
『「涙」を飲んで生きて行ったら心たくましくなれるのだろうか』
という歌詞がとても印象深くて。
これをきっかけにして、考えたコト。

なりたい自分と、今の自分とギャップがあって。
でもそれは、実はどこか遠くにあるわけではなく。
自分のなかにすでにあって、それを取り戻すというか
もともと持っている何かを、自信を持って貫いていけるか
ということなんじゃないかって。
そこに向かっていく過程で、イロイロな壁にぶつかったり
時に遠回りをして、近づいたり離れたりする時に
“感情”がオモテに出てきているんじゃないかと。
そんなコトを考えて。
自分自身との様々な距離感が描かれているのが、この一曲一曲だと思いました。

こうして、考える機会があって
少しまた、背中を押してもらえたような感覚になりました。
CDレビューという感じとは、ちょっと違うかもですが
こんなエッセンスがたくさんつまった作品だと、そう思います。


いい音楽って何ですか? by 風神さん(会社員)

いい音楽って…なんでしょう?
泣ける曲?感動させる曲?
メッセージ・ソングですか?ラブ・ソング?
楽しくないとダメですか?

伊藤サチコ

普段、ライブのMCであまり饒舌に語るタイプではないですが、
伊藤サチコの音楽は驚くほど饒舌です。

基本的に真面目なタイプなので、ビックリするほど弾けちゃってる曲はありません。
が、『感情と水』全14曲を聴けば、いい音楽だなぁ…と思えます。

惜しむらくは『感情と水』全14曲に僕の大好きなアノ曲が含まれなかった事です。
ただ、これは伊藤サチコには、まだ伝えるべき音楽があるとういう事にほかなりません。

次のアルバムにはアノ曲が魔法をかけてくれることを祈ります。


感情と水 by nakayasuさん

アルバム「感情と水」

まるで14色の絵の具のようにパレットに出された色。
ひとつとして同じ色はない。

そのパレットに並べられた14色の絵の具。
感情という水を含ませて筆になじませる。

そして感情のままキャンバスに色鮮やかに、色彩豊かに描かれる一枚の絵。

それがアルバム「感情と水」の完成品。

いやまだ未完成かも知れない。

もっと多くの人たちに感動を与えた時こそこの絵は完成するだろう。

思うこと想うことo by tane*さん(保育士)

生きていく中で
大切、なものが詰まっているアルバム。

単純なコトバが集まって、伊藤 サチコ色の世界になる 素敵だなあと思う、いつも。

立ち止まったり
迷ったり悩んだり‥
そんな時に傍におきたい音楽です。
愛を食べて 涙を飲んで
いろんな感情を身体に流して生きていけたらなぁ

ハチミツみたいに甘くてかわいい声と この歌詞と音をぜひぜひっっ!


14個の物語☆ by 南十字星さん

僕は「感情と水」の14曲全てを聴いて曲の歌詞の世界に登場する主人公だったり主人公の周りの人物像に重ねて聴きました。

なかでも「僕は変わった」と「食べて生きる」は何回聴いても涙しそうになります。と、いうより涙をこらえる感じ。歌詞を抜粋しようと歌詞カードを見たら、やっぱり泣きそうになった。

僕は、このレビューを書くにあたり「感情と水」全14曲を短編小説集になぞらえてみました。


何が見えた? by こうじさん

伊藤サチコの目指す先には正解の無い答えを探し続けている。
なりたい自分になろうとしている。なりたい自分も変化しながら。
僕はそこが好きだ。感情に正解は無い。自分の出した答えが全てだ。

今が詰まった『感情と水』というアルバム。
僕が感じたことを伝えたいと思う。それは渦だ。
鈍った僕の感情を動かしたものは間違いなく14の渦だった。

僕に書けたのはここまで。5時間でたったここまで。
あとは聴けばわかると思う。
簡単に言いたくないんだ、この素敵な音楽は。


余韻が心地いいです by たろうさん(会社員)

CDを買って聴くのにいろいろな聴き方があると思います。
買ってすぐポータブルプレーヤーで聴く、あるいは車で、家に帰って用事をしながらなどです。
このCDを買って聴くまでに少し時間がかかりました。
しっかり聴こうと思ったからです。他の用事などで演奏を途中で止めたりすることのないように、休日にリビングに座り歌詞を手に、言葉・演奏を聴き逃さないようにステレオで少し大きめの音量で聴きました。
音がリアルでした。サチコさんの息遣いが近くで伝わってくるようです。
演奏、バンドサウンドが作りすぎていないライブ感があり、力強い楽しいサウンドです。
個人的にはギターが絶妙にいいです。
サチコさんのボーカル、ピアノにうまくからんでいると思います。
最後の「食べて生きる」のラストのコーラス、感動的です。
これが、ある意味アルバムのすべてではないかと云えるくらいに、聴きごたえがあり、聴き終わった後の余韻が残ります。

いろいろ書きましたが、実は伊藤サチコファン歴は浅く、今年に入ってからです。
フォークを好むギター少年であったおじさんが、なぜか惹きこまれるんですよね。
それは、声であり楽曲でもあります。
が、伊藤サチコそのものに大変興味がわいてきました。
伊藤サチコの歌は、秋田県出身の若い女性の歌でもあるのですが、フォーク少年だった中学生の自分が求めていた歌でもあるのです。


富士山 by なかやすさん

「僕は変わった」から「食べて生きる」まで本当に素晴らしい14曲たち。
様々な想いがたくさん詰まっているアルバム「感情と水」

「感情と水」というタイトルはどこから来ているのか考えました。

感情と水。
止め処なく溢れてくる「感情」
湧き水から止め処なく溢れてくる「水」。

こんな感じだろうかと考えました。

中でも、その溢れてくる気持ちを素直に表している曲が「富士山」だと感じました。
実はこの「富士山」が「感情と水」の肝となっている気もします。

素晴らしい景色や音楽に出会ったときに、言葉では言表せない溢れてくる感情。
ずっと見ていたい、、聴いていたい!!と思うが時間が許してくれない。
「まだ早い まだ早い」
この思いのまま「時よ止まれ」という思い。

ヘッドホンから聴こえて来る軽快なメロディと共に、
サチコさんの歌声と思いが心に染み渡って行きます。
それは自分の気持ちを代わりに歌ってくれている錯覚に陥る。

伊藤サチコさん自身、伊藤サチコさんの音楽に出会って7年。

そのほかの曲も本当に素敵で素晴らしい曲たち。

素晴らしい音楽の時間をありがとうございます。


この心地良さが大好きです by サトPさん(会社員)

普段から、邦楽洋楽関係なく幅広く色々な音楽を聴く音楽大好き人間の私ですが

最近は「感情と水」で一日が終わる。

そんな日が多々有ります(笑

朝の目覚まし代りに♪。。。朝の通勤中♪。。。仕事後の帰路で♪。。。
深夜のまったりタイムに♪。。。そして就寝。

そんな生活の中で思った事。
「感情と水」は何時でもそばに置いておきたい1枚!と言う事。
そして、なんと言っても何時聴いても、すんなり心に入って来る柔軟さが、
心地良い1枚だと思います。
大好きなアーティストのCDでも聴き始めると・・・今はこの気分じゃないぞ。と
私は、そんな事がよく有るんですけどね(笑
私的な些細な思い込みかもしれないけど、「感情と水」の様な心地よさの有る1枚って、
有りそうで実はなかなか無いと思います。
この先も長い付き合いに成りそうな予感な一枚です。

あっ!

1つ残念な事をあえて言えば・・・

我が地元でのツアーが無い!事でしょうか!?(笑


センスと魅力とパワーが凝縮されたアルバム by しゅう@山羊座O型さん(会社員)

「僕は変わった」でのバンドサウンドの中のボーカルからは「変わった」ことへの自信がうかがえます。

そして、「花の気持ち」の歌詞は「宿題」の時からの冷静な視点に曇りがないことを再認識させてくれます。

もうひとつ再認識させてくれる「僕が蒔いた種」はメロディメーカーとしてのセンス。
ポップなメロディラインが耳に残ります。

シンプルなメロディが魅力的でつい口ずさんでしまう「富士山」「keep smile」。
「keep smile」はその次の曲の「このままではダメになる」とともに弾む曲想が魅力的なコンビネーション。

「食べて生きる」。祈りにも思えるメロディと歌詞の後の最後のコーラスに乗せたフェイクは伊藤サチコの声の魅力が最大限に発揮されている時間。

曲達が中身だけではなく順番もあるべきところに配置されていると聞いた後に気づかされるアルバムです。


あふれる感情 by としのりさん(会社員)

『感情と水』に魂を感じる。

感情と言うのを単に喜怒哀楽で表現するだけではなく、
詞の中に天気や景色として表現したり(空、太陽、雨等。心模様を空模様で)
また(白、赤、青 等)色で表現したりと、
さらなる想像力を膨らませる事が出来る。

そして、水の状況によって形を変える様に、時には温かく、ぬくもりを感じたり、
時にはドライでクールに感じたり、日々感じた事を感じたままに、
情景が浮かんで来る様な詞と、素晴らしいメロディーライン、
透明感のある美しい歌声に閉じ込めた等身大の歌の世界観が目の前に広がってくるでしょう。

ライブ活動で洗練され、研ぎ澄まされた楽曲の数々、是非堪能してください!


僕と私 by m.hさん

僕目線でかいてる曲と、私目線でかかれてる曲のバランスが、この 感情と水 でも絶妙なんです
ぼく の曲 風船 の景色がうかぶ感じ すごくいい 微笑ましい
僕 の曲 恋の毒 この曲はせつないんだけど なんか わかるなぁ と思ってしまう
そして 私 の曲 食べて生きる もう文句なしに名曲 曲が進むにつれて どんどん感情があふれだす感じ たまらない 終わらないでくれって願ってしまう
そんな このアルバム すごく好きです


拝啓 伊藤サチコさま by マリエさん(シンガーソングライター)

あなたの音楽に出会えて幸せです。

普遍的なものでさえ、独自の視点と世界観をもって
思いも寄らぬ角度から切り取ってしまうのに
誰の日常にも寄り添える音楽として生み出せるのは
優しさと温かさゆえなのでしょうか。

「感情と水」

地球上を絶え間なく循環する水のように
14の感情を含んだ音楽が幾人もの耳に触れ
たくさんの心を通り抜けてゆきますように
と、願っています。

この世界に名盤が、またひとつ、増えました。


十四色の歌たち by 木の葉燃朗さん

 多彩さの表現として、「七色の」という言葉がある。それに倣えば、『感情と水』に収録されている14曲は、それぞれの曲が持つ個性、そして曲数から、「十四色の歌たち」と表現したくなる。最初の「僕は変わった」からラストの「食べて生きる」まで、曲の雰囲気、アレンジ、使われている楽器まで、それぞれが異なる魅力を持っていて、繰り返し繰り返し聴いても飽きることがない。
 それでいて、一枚のアルバムとしてまとまっていて、一曲も欠かせない。それは、すべての曲が伊藤サチコから生まれているからに他ならない。彼女自身が作詞・作曲し、彼女の声で歌われている。その根底にあるのは、自分が思うこと、考えることを歌にして伝えたいという、強く、真摯な思い。リスナーとしては、その思いと向き合いながら聴くことができる。こうした歌が、もっともっと多くの人に知られて欲しいと、切に思う。


もっともっと by ヘンリクさん(派遣社員)

発売日に購入してから、頻繁に聴いてます。
まず、伊藤サチコさんの魅力って言えば、何と言っても「声」でしょう。
一度聴いたら忘れる事の出来ないとても特徴的なその声。
ライブハウスでのピアノと生声だけの組み合わせもいいですが、このアルバムの様に、様々な楽器とまざりあう事によって、また別の魅力が出ていてとてもいいです。
伊藤サチコさんのライブは、まだピアノ弾き語りでしか経験していませんが、今度はバンドスタイルでのライブを観てみたいと思っちゃいました。12月のワンマン楽しみにしています。
おっとアルバムの感想でしたね、失礼しました。
このアルバムで個人的に好きな曲は「僕が蒔いた種」と「食べて生きる」です。
アップテンポな曲としっとりとした曲で、両極端なセレクトですが、どちらも伊藤サチコさんの声の魅力がとても良く出ていて気に入っています。

もっともっと、色んな曲でその歌声を聴きたいって思わせてしまうその魅力、素晴らしいです。


「感情と水」全曲レビュー(600字) by Yさん(自営業)

[僕は変わった]Truthfulでのバージョンよりもハネた感じで明るく感じますがせつなさ、情感は増しています。まさにライブで聞いてサチコさんの声に曲に圧倒された1曲だったんで、1曲目にこの曲が入ったのはうれしかったです。[Hello,goobye]最後のさよならは嫌だよのシャウトが圧巻![花の気持ち]フォーク調でここまでフォークに徹したものは自分はサチコさんの中では珍しいと思うんですが新しい一面でこれからのサチコさんの方向性を感じる1曲。[僕がまいた種]この曲もすごく斬新。ライブでも聞いてみたいです。[くすんだ壁]裏声の使い方がすごく好きです。[風船]みんなのうたでかけてほしい〜!さわやかな曲![富士山]出だしの歌詞がお気に入りです。時よとまれのくだりもいい![I’m still me,and you still you]あきあきするぜっていう言葉の使い方は乱暴なようでなんだかかわいく感じます。[keep smile]通して聞くたびはまります(笑)[このままではダメになる]恋愛が難しいことを歌ってますが最後が逆にすがすがしいです��[恋の毒]リバーブ感がビートルズ的でかっこいい。この曲もサビの裏声がホントいいです。[終わって始まる]サビにすごくブルースのにおいを感じる曲。[食べて生きる]個人的に伊藤サチコ最大の歌詞のキーワードだと思っている「涙」。ここでもはげしく熱く歌われています。


『感情と水』を聴いて by よっしーさん(自由業)

伊藤サチコさんの待望のニューアルバムがリリースされた。普段はピアノ弾き語りのライブがメインなので、ピアノ以外の楽器の音色がそれぞれの楽曲に心地好く溶け込んでいる。伊藤サチコさんの歌詞には、いつもドキッとさせられる。自分にも同じような思いがあるからだ。自分自身、もっと成長したいと思っても理想と現実の中で揺れ動く心。そんな感情を優しいメロディーと歌声で上手く表現されている。個人的に、今回のアルバムの中で「僕は変わった」「花の気持ち」「くすんだ壁」がサチコさんの思いがよく伝わる楽曲と言える。サチコさん自身が自分自身に問い掛けていることが聴いている私たちにも問い掛けられて来る。それでも優しく温かい気持ちになれるのは、伊藤サチコさんの人間的な魅力なのかも知れない。サチコさんの癖になる歌声にメロディーと歌詞を味わいながら楽しみたいアルバムです。


ある日のつぶやき by へにょい小町さん(会社員)

伊藤サチコの一つの終着点が「Truthful」だと思ってた。
New album「感情と水」を聴いたら彼女にとって「Truthful」は通過点だったと思い知らされる。
数年後にはこの「感情と水」でさえ通過点になってしまうのだろうか。


「僕は変わった」で始まる「感情と水」 by naruruさん

「僕は変わった」で始まる「感情と水」。

私はアルバムタイトルとそこに含まれる楽曲がしっくり来るものをあまり知りません。しかし、このアルバムは、まさしく「感情と水」だと感じました。

伊藤サチコさんの詩の世界には、残念ながら「誰もがアーティストに期待するような、ありがちな言い回し」はありません。

もしかすると、人によっては、何故このような言葉をわざわざ選ぶのか?と疑問にさえ思う方もいるかもしれません。

しかし、だからこそ、上辺だけで適当に作った詩ではないのだと感じられるのだと思います。

実を言えば、私は音楽を聴く時、いつもメロディから入り、詩は後から理解するタイプです。実際、メロディが良ければ、全て良しのような聴き方でしたが、このアルバムはその考えを根底から引っくり返してくれます。

自然と詩が私の感情に真っ先に入り込み、メロディが見事なまでに調和しているのです。余計なものがまったくないのです。

本作では特に「くすんだ壁」の詩には本当に考えさせられました。

彼女のアルバムを聴いていつも思う事は、何年経っても、彼女の曲は時代には染まらないという事です。自分が伝えたい事をストレートに投げかけてきます。

言うなれば、賞味期限も消費期限も存在しない、本当のアーティストです。

本作はお世辞抜きに沢山の人に聴いて欲しいと思えるアルバムです。

あぶくのようなもの / 温度

Release : 2024.1.30
Single
Digital
ENOUG-HO RECORDS

truthful special edition

Release :2023.10.22
album
CD : EHCD-0017
ENOUG-HO RECORDS

時の芸術

Release : 2012.8.8
5th album
CD : KNCA-12017 / ¥2,500(tax in)
PCI MUSIC INC.

Truthful II

Release : 2011.6.25
弾き語りアルバム第二弾
CD : EHCD-0012 / ¥1,500 (tax in)
ENOUG-HO RECORDS

感情と水

Release : 2010.10.13
4th album
CD : EHCD-0011 / ¥2,500 (tax in)
ENOUG-HO RECORDS

Truthful

Release : 2007.11.25
初の弾き語りアルバム
CD : EHCD-0006 / ¥1,500 (tax in)
ENOUG-HO RECORDS

三日月の夜

Release : 2005.10.19
3rd album
CD : YCCW-10016 / ¥2,415 (tax in)
YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS Inc.

僕の場所

Release : 2004.07.21
2nd album
CD : YCCW-50001 / ¥2,100 (tax in)
YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS Inc.

さようなら、木

Release : 2002.03.20
1st album
CD : YCCW-00036 / ¥2,940 (tax in)
YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS Inc.

カレンダー

Release : 2002.10.23
3rd maxi single
CD : YCDW-00010 / ¥1,050 (tax in)
YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS Inc.

心の扉

Release : 2002.01.23
2nd maxi single
CD : YCDW-00007 / ¥1,050 (tax in)
YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS Inc.

宿題

Release : 2001.07.18
1st maxi single
CD : YCDW-00004 / ¥1,050 (tax in)
YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS Inc.

コンピレーション

日本を代表する名曲群を
スカ/レゲエ・テイストでカバー
伊藤サチコ4曲参加
『ONE STEP-MASTERPIECE』

Release : 2010.08.04
CD : KNCA-12005 / ¥2,100 (tax in)
発売元:PCI MUSIC INC
販売元:Knowledge Alliance






レコチョク
着うたⓇ着うたフルⓇ

伊藤サチコプロデュース
女性シンガーソングライター11人によるコンピレーションCD!!
『If The Girls Are United / V.A.』

Release : 2010.01.13
CD : EHCD-0010 / ¥2,300 (TAX IN)
発売元:ENOUG-HO RECORDS
販売元:Knowledge Alliance